なぜ、サッカーの控え選手はチョッキを着ているのか?

よだれかけ!?


答えは、試合に出ている選手と出ていない選手を見分けるため。

このチョッキみたいなもの、正式名称を「ビブス」と言います。
和訳すると「よだれ掛け」です。
形状がよだれ掛けに似ているため、そう呼ばれるようになりました。

理由・目的


サッカーの控え選手は、試合中ずっとベンチにいるわけではなく、
フィールド(ピッチ)の外でウォーミングアップするなど、
かなり激しく動き回っています。

これでは、誰が試合に出ている選手なのか見分けがつかなくなってしまいます。

審判が、試合に出ている選手を正確に見極めるために、
試合に出ていない選手は、ビブスの着用が義務付けられています。

例えばオフサイドを判定する際、
もしもビブスを着用していない控え選手がゴール近くにいたら、
審判が誤った判定をしてしまうかもしれません。

そうならないためにも、試合に出ている選手と出ていない選手を
一目で正確に見分けることが重要になります。

ビブスの用途


ビブスはサッカー以外のスポーツでも広く使用されています。
また、スポーツに限らず、いろいろな場所でも使用されています。

イベント会場などの「STAFF」や被災地の「ボランティア」、
災害時の「医師」・「救護班」など、
着用している人が、その場でどのような役割を負っているのか、
一目でわかるように使われています。

気が付いていないだけで、結構目にしているものだと思います。

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